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ドローンの測量ソフトとは?
サービスの選び方やおすすめのソフトを紹介

ドローン ソフト

ドローンに搭載されたカメラやセンサーによって、土地の測量を行うことができます。ドローン測量なら、人の立ち入りが難しい危険な場所でも安全に測量を行うことが可能です。

しかしドローン測量は、撮影して終わりではありません。ドローン測量で撮影したデータを解析するためには専用の解析ソフトが必要となります。この記事では、ドローンの測量ソフトの選び方やおすすめのソフトをご紹介します。

測量ソフトの主な機能を紹介

ドローンの測量ソフト(データ解析ソフト)は、現場で撮影したデータを活用するために必要不可欠です。パソコンを介して測量ソフトを使い、3次元データを解析します。ドローン測量ソフトの主な機能は、オルソ画像や3次元点群データの生成です。ソフトを使えば、撮影データを解析してこれらの画像を自動生成することができます。

オルソ画像とは、建物や木、被写体の位置などの歪みを修正した画像のことです。オルソ画像には物の形状や位置が正しく記録されるため、土地の正確なデータを取ることができます。地図データと照らし合わせて活用することも可能です。


3次元点群データとは、位置情報が記録された点の集まりのことで、土地を立体的に観察するために欠かせません。3次元点群データを利用すれば、3Dモデルの作成が可能です。また、点群の密度が高くなるほど詳細な地形を確認することができます。

ドローン測量ソフトで生成したオルソ画像や3次元点群データによって、測量したエリアの距離や面積、体積、高度などの地形情報を知ることができます。

ドローン測量ソフトを選ぶポイント

現在、各国のさまざまな企業からドローン測量ソフトがリリースされています。そのため、どれを選べばよいのか迷ってしまうケースも多いでしょう。ここではドローン測量ソフトを選ぶためのポイントをお伝えします。

生成したいデータに対応しているか

測量ソフトの種類によって、対応しているデータは異なります。そのため、データを解析する目的を明確にし、目的に合ったソフトを選びましょう。

必要なデータが足りなければ再度測量する手間が発生しますし、反対に不要なデータが多いとパソコンの容量を圧迫してしまいます。業務に必要なデータを効率的に解析できる測量ソフトがおすすめです。

ドローンの性能や機種にマッチしているか

ドローンの機体やカメラ、センサーの種類は多岐にわたり、解像度やデータの精度に差があります。そのため、測量で使用するドローンの性能や機種に合ったソフトを選ぶことが重要です。

もし詳細なデータを取得したい場合は、より高度な解析ができるソフトを用意しましょう。あわせて、高精度な画像を撮影できるドローンも必要となります。

サポート体制が手厚いか

ドローン測量ソフトの開発会社は、それぞれサポートデスクを開設しています。このサポート体制が手厚いかどうかもソフトを選ぶ際のポイントです。

例えば、測量ソフトには日本製と外国製のものがあります。外国製ソフトは日本語でのサポートに対応していない場合があるため注意が必要です。その点では、日本製ソフトの方が安心といえるでしょう。

クラウド型かデスクトップ型か

ドローン測量ソフトのタイプには、大きく分けて「デスクトップ型」と「クラウド型」があります。それぞれメリットとデメリットがあるため、自社に合ったタイプを選びましょう。

デスクトップ型は、自社のパソコンにソフトをインストールして使用するタイプです。パソコンの性能次第で高品質なデータを生成することができます。また、インターネット環境なしで使用できることも、デスクトップ型のメリットです。


一方で、導入費用が高いことはデスクトップ型のデメリットです。また、パソコンの性能によってはソフトの機能を十分に活用できないこともあります。

クラウド型は、Web上で提供されているサービスをインターネットにアクセスして使用するタイプです。パソコンの性能に依存しないことや、さまざまな端末から使用できることがクラウド型のメリットでしょう。

一方で、インターネット環境が必須になることや、デスクトップ型と比べるとデータの精度が落ちてしまうことは、クラウド型のデメリットといえます。

ドローン測量で使用するソフト5選

以上のポイントを踏まえ、おすすめのドローン測量ソフトを5つご紹介します。

KUMIKI

日本の株式会社スカイマティクスが開発したクラウド型測量ソフトです。ドローンで空撮した画像から、素早くオルソ画像や3次元点群データを生成することができます。

タグ機能やラベル機能によってデータを整理しやすく、スマホアプリも提供されています。サポート体制が整った日本製という点も安心です。特にドローン測量初心者の方におすすめのソフトといえます。

DJI Terra

中国の大手ドローンメーカーであるDJIが開発した、デスクトップ型の測量ソフトです。誤差が小さく高精度なデータを得られることがDJI Terraの魅力といえます。対応機種は限られますが、リアルタイムでの3Dマッピングが可能で、災害時や緊急時にも活躍しています。

DJI社製以外のドローンには対応していない点に注意が必要ですが、純正ソフトというだけあり、DJIのドローンを使用している方にはおすすめです。

Pix4Dmapper

スイスのPix4D社が開発したPix4Dmapperは、デスクトップ型とクラウド型の両方に対応しています。距離や体積の誤差1cm未満という高精度ながら、簡単かつ迅速に操作できることが特徴です。

また、サーモグラフィや360度カメラ画像などの解析も可能で、多彩な用途に合わせて使用できます。

Terra Mapper

日本のテラドローン株式会社が開発したデスクトップ型測量ソフトです。デスクトップ型でありながらシンプルな操作性が特徴といえます。不要物の自動除去や、断面図の作成など、さまざまな需要に応えています。

また、TerraMapper専属スタッフによるサポート体制も魅力です。各種デバイスやドローン用アプリケーションの開発を行っている、テラドローン株式会社ならではのきめ細かなアドバイスを受けることができます。

Agisoft Metashape

ロシアのAgisoft社が開発したドローン測量ソフト(旧名「PhotoScan」)です。同社は2006年に設立され、長年にわたり画像処理アルゴリズムやデジタル写真測量技術を研究してきた実績を持ちます。

Agisoft Metashapeにはスタンダード版とプロフェッショナル版があり、座標・距離・面積・体積測定やオルソモザイク生成などの機能はプロフェッショナル版のみ利用可能です。

くみきマスターコースで測量ソフトを学べる

ここまでご紹介したように、現在ではさまざまなドローン測量ソフトが提供されています。しかし、初心者の方が自力でソフトを扱うのは難しいでしょう。

サイニチドローンスクールの「くみきマスターコース」では、初心者の方でも1日の講習でドローン測量の基礎を理解できます。座学でしっかりと知識を学んだ後、実際にドローンと専用ソフトを扱いながら操作方法を身につけることが可能です。講習で使う機体は各スクールが用意しますので、ご自分のドローンを持っていない方も安心です。
気になるドローンパイロットの方はぜひお問い合わせください。

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