空撮におすすめのドローン5選!おすすめのメーカーや重視すべき特徴とは?
2025.3.20

ドローンによる空撮映像はさまざまな場面で活用されています。最近では安価な空撮用ドローンも登場し、初心者でも手軽に空撮ができるようになりました。しかし、いざドローンで空撮してみたいと思っても、どのような機種を選べばよいか分からない方は多いでしょう。
この記事では、初心者向け・プロ向けに分けておすすめドローンを紹介します。機種ごとの特徴や価格などを解説しますので、ぜひ参考にしてください。
空撮用ドローンで重視すべき機能・特徴
まずは、空撮用ドローンを選ぶ際に重視すべきポイントをお伝えします。
カメラの解像度
カメラの解像度(画質)は、きれいな映像を撮影するために大事な要素です。近年では高解像度カメラを搭載したドローンが増えてきました。一般的なドローンはHD・フルHD・4Kのいずれかに対応したカメラを搭載しています。
趣味で利用するのであれば、HDかフルHDで十分に楽しめます。ビジネスで利用する方は4Kカメラ搭載のドローンを選ぶのが望ましいでしょう。
イメージセンサーサイズ
イメージセンサーとは、外部の光を集めて信号化するカメラ内部の部品です。イメージセンサーサイズが大きいほど多くの光を集めることができ、高画質な映像を撮影できます。
商業用の映像を撮影する場合は、1インチ以上のセンサーサイズの製品が望ましいでしょう。
フレームレート
フレームレート(fps)とは、1秒間の動画が何枚の画像(フレーム)で構成されているかを示す数値です。フレームレート数が多いほど滑らかな映像になります。
趣味で空撮をする場合は24~30fpsほどで十分でしょう。一方、ビジネスで利用する場合はスローモーション撮影などを求められることがあるため、60fps以上のカメラがおすすめです。
自動追尾機能・自動旋回機能
自動追尾機能とは、動く被写体をドローンが自動で追跡する機能です。スポーツ選手や自動車などを撮影する際に役立ちます。
自動旋回機能とは、被写体を中心にドローンが自動で旋回し、360度映像を撮影できる機能です。
これらの機能があるドローンであれば、ダイナミックで臨場感のある映像を簡単に撮影できます。
飛行時間
一般的なドローンの飛行時間は10~20分程度とされていますが、プロ向けの本格的な機種なら30~40分程度飛行できるものもあります。
飛行時間が長ければバッテリー交換の必要が減るほか、長距離飛行も可能になります。
空撮ドローンにおすすめのメーカー
現在、世界各国のさまざまなメーカーが空撮用ドローンを発売しています。ここでは、その中からおすすめのドローンメーカーを4社ご紹介します。
DJI
DJIは中国に本社を置き、市場シェア70%を占める世界最大手のドローンメーカーです。
1万円台で購入できる初心者向けドローンから、数十万円のプロ向けドローンまで幅広く展開しており、ドローンパイロットのニーズに合った機種が見つかるでしょう。小型でありながら高性能カメラを搭載した機種も多く、手軽に本格的な映像を撮影できます。
G-FORCE
G-FORCEは、ドローンやラジコンの機体のほか、モーターやホイールなどの部品を販売する日本のメーカーです。
主に重量100g未満のトイドローンを取り扱っています。100g以上の機体でも2万~3万円台で購入可能と、安価で高性能な国産ドローンを販売するメーカーとして知られています。
Autel Robotics
Autel Roboticsは、本格的なドローンを数多く開発している中国のメーカーです。プロ・アマ問わず多くのドローンパイロットが愛用しています。
世界最小クラスの折りたたみ式ドローンでありながら8K/6K動画撮影が可能な「EVO II」シリーズなど、ハイスペックなドローンで注目されています。
Holy Stone
Holy Stoneは、趣味用のトイドローンの品揃えが豊富なメーカーです。100g未満の手のひらサイズでありながら、フルHD映像を撮影できる機種も数多く販売しています。
その他にも、4KカメラやGPSを搭載したドローン、FPV映像(ドローン視点の映像)を楽しめるドローンなど、高性能な機種も展開しています。
他にもドローンメーカーは多数あり、以下の記事で詳しく紹介しています。
関連記事:ドローン会社を紹介!空撮用と測量用のおすすめメーカー8社
空撮におすすめのドローン
ここでは、空撮におすすめのドローンの機種を、初心者向けからプロ向けの製品まで5つ紹介します。
DJI Mini 2
DJIが発売している「DJI Mini 2」は、希望小売価格5万9,400円というミドル価格帯のドローンです。
重さはわずか199gで、折り畳めばポケットに入れて持ち運べるサイズが特徴です。コンパクト・軽量でありながら、1200万画素・4K/30fps動画という高画質を実現しています。4倍ズームやパノラマ撮影にも対応しており、幅広い楽しみ方ができるでしょう。
DJI Mavic 3 Pro
「DJI Mavic 3 Pro」は希望小売価格27万7,200円のハイスペックドローンです。プロのクリエイターや映像制作会社からも愛用されています。
DJI Mavic 3 Proは、3種類のセンサーと焦点距離の異なるレンズを持つ、3つのカメラシステムを搭載しています。センサーサイズ4/3インチのHasselbladカメラは、5.1K/50fps動画や4K/120fps動画を撮影可能です。
最大飛行時間は43分とスタミナもあり、時間を気にすることなく遠距離の映像を撮ることができます。
Holy Stone HS420
Holy Stone製の「HS420」は、希望小売価格9,090円と1万円を切るトイドローンです。
手のひらサイズ・31gの超軽量ながら、1280×720PのHDカメラを搭載しており、トイドローンとしては十分な画質の写真と映像を楽しめます。さらに送信機のボタンやスマホ画面をタップせずジェスチャーで撮影する機能もあり、自撮りなどにも活用可能です。
スマホを傾けて直感的に操作できるなど、初心者や子どもでも操作しやすいでしょう。
G-FORCE INGRESS BEYOND
G-FORCE製「INGRESS BEYOND」は、希望小売価格2万9,800円の中価格帯ドローンです。
手頃な価格ですが、フルHD画質での動画撮影が可能です。機体とスマホをWi-Fi接続し、簡単に操作できます。
GPSセンサーを搭載しており、自動航行や自動追従機能も利用できます。また、飛行距離・高度ともに最大30mの範囲を超えないジオフェンス機能をオンにすれば、機体を見失うこともありません。
Autel Robotics EVO Lite+
「Autel Robotics EVO Lite+」は、希望小売価格19万3,600円のプロ向けドローンで、特に映像クオリティーにこだわったドローンといえます。
6K/30fps動画に対応し、1インチのイメージセンサーを採用しており、夜間でもノイズの少ない高精細な映像を撮ることができます。
また、世界初の4軸ジンバル設計を採用していることから、縦向き動画も撮影可能です。
40分という最大飛行時間は、同サイズのドローンの中では最長クラスで、競合製品より30%長い飛行時間となっています。
目的と利用シーンに合わせてドローンを選ぼう
今回は1万円以下のものから20万円以上のハイスペックドローンまで、幅広いドローンをご紹介しました。
空撮用ドローンを選ぶ際は、趣味用か商業用か、誰が使うか、などを考慮する必要があります。
その際、解像度やイメージセンサーサイズといったカメラのスペックと、自動追尾機能や飛行時間といったドローン本体のスペックを両方確認し、必要な機能が揃ったドローンを選びましょう。
カテゴリ
メールにてお問い合わせ
お電話がつながらない、営業時間外の場合は、
お問合せフォームよりご質問ください。